顎が開けにくい、痛みがある、カクカク鳴るなどの症状がある場合、これらを総称して顎関節症と呼びます。
これはいったいどのようにして起こるのでしょうか?
これには、まず顎関節と呼ばれる上顎と下顎の間にある関節の仕組みについて知る必要があります。
上顎の歯列と下顎の歯列は左右の耳の穴の少し下前方の部分で関節を介してつながっています。
この顎の関節(顎関節)には関節円板といういわばクッションのような組織が存在し、上下の顎の骨が直接こすれないような仕組みになっています。
口を開けるという動作には、上顎のくぼみに沿って丸い形をした下顎の骨(関節頭)が、このクッションを間に挟んだ形でスムーズに動くことが必要です。
顎が痛く口が開けにくい、口を開ける時にカクッと音がするといった症状の原因には、この関節円板というクッションの障害をはじめ、様々な原因が複雑に関係している場合が考えられます。
その主な原因は下記のようになります。
上記にあげた原因のうちどれが主に影響しているか、また、それぞれの原因がどのような形でかかわりあっているかを見つけるには視診、触診、問診、顎関節の聴診やレントゲン写真検査などが必要です。
その診察結果をもとに、噛み合わせや関節円板の位置を調整するための多種多様な方法から、患者様にベストな治療法をご提案し治療させていただきます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | □ | ○ | △ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | □ | ○ | △ | × |
午前:9:00~13:00
午後:14:00~18:00
△:土曜は9:30~13:00、14:30~17:00まで
□:木曜は外科処置等の診療日となります。
休診日:日曜、祝日